2010年にデビューしたLAPIERRE旗艦モデルXELIUSの歴史は、現Groupama FDJの活躍と共にあります。
初代XELIUSからXELIUS EFIを経て2015年には3Dチューブラーテクノロジーが採用される初代XELIUS SLが登場。
そして2022年、正統進化を遂げた第3世代となるXELIUS SLが遂に発表となりました。

第3世代XELIUS SLフレームでは、より軽く強力なトレカカーボンファイバー(IM T800 / HM M40J、VHM YS60、T1000)と、LAPIERREの最新カーボンテクノロジーであるUD SLI(スーパーライトイノベーション)カーボンテクノロジーなど、バイクのコアとなる部分がさらに改善されました。
それに伴い無塗装状態で第2世代XELIUS SLと比較して約230gの軽量化を実現しています。
これだけの軽量化にも関わらず剛性は損なわれておらず、PowerBoxTechnology、鋭いエッジを備えたダウンチューブ設計、1.5インチヘッドベアリング、非対称チェーンステーなどにより優れた重量/剛性比を誇ります。

第3世代XELIUS SLは空力面でも優れ、エアロモデルとなるAIRCODE DRSで培われたフレーム設計技術により第2世代XELIUS SLと比較して大幅にエアロ性能が向上しています。

第2世代XELIUS SLとの比較データでは、
すべての風角(0、10、20°)で、平均速度40、50、60 km / hで、従来のXelius SLと比較して平均8.5%のエアロ性能が向上。
50㎞/h走行時に0°の風角で12ワット軽減。
50㎞/h走行時に10°の風角で15ワット軽減。
50km/h走行時に風角20°で15ワット軽減。

40km/hで7ワット軽減(-1%)
50 km/hで12ワット軽減(-7.5%)
60km/で22ワット軽減(-8.5%)

新型XELIUS SLは平坦、上り、下りなどあらゆるロケーションでの凡庸性が求められるトップレーサーからの要求により設計され、
全ての道路、全てのコース、全てのステージで優れたスーパーオールラウンドモデルともいえるクラシックレーシングバイクの進化を体現しています。